解決事例
2026.04.23
札幌の実家がゴミ屋敷状態でも売れる?残置物撤去費用を買主様負担とする条件交渉で、持ち出しゼロの売却
高齢の父親が一人暮らしをしていた実家。施設入所後に訪れたところ、長年の片付けができず、ゴミ屋敷状態になっていることが判明しました。残置物の撤去費用は200万円以上かかると見積もられ、売却を諦めかけていたお客様。不動産プラザトライは、残置物撤去費用を買主様負担とする特殊な条件で買主を探す戦略をご提案。結果として、お客様の持ち出しゼロで売却を実現した事例をご紹介します。
物件情報
| 所在地 | 札幌市東区 |
|---|---|
| 種別 | 戸建住宅(土地・建物) |
| 築年数 | 42年(昭和58年築) |
| 査定価格 | 1,850万円(現況渡し) |
ご相談内容
• 父親が認知症で施設に入所し、実家が空き家となったが、訪問してみると室内が大量の荷物で埋め尽くされたゴミ屋敷状態だった。
• 不用品回収業者に見積もりを依頼したところ、残置物の撤去費用だけで200万円以上かかると言われた。
• 建物も老朽化しており、撤去費用をかけた上で売却しても、手元に残る資金がほとんどないか、むしろ赤字になる可能性がある。
• 他の不動産会社に相談したところ、「まず片付けてから売却を考えましょう」と言われたが、200万円以上の費用を負担する余裕がない。
• このまま放置すれば固定資産税や維持費がかかり続けるため、何とか売却したいが、方法が見つからず困っていた。
当社からのご提案
• 実際に物件を訪問し、室内の状態を確認。確かに大量の残置物があったが、土地の立地は良好で、解体して更地にすれば需要があると判断。
• 一般的な売却方法では残置物の撤去が売主負担となるが、「現況渡し(残置物付き)」として販売する特殊な戦略をご提案。
• ターゲットを「解体・建て替えを前提とした買主(不動産業者や建設会社)」に設定。このような買主であれば、建物と残置物を一括で解体することで効率的に処理できるため、残置物付きでも購入を検討する可能性があると判断。
• 売却価格を相場より低めに設定することで、買主側が残置物撤去費用を負担しても採算が合うよう調整。通常であれば2,200万円程度の相場だが、残置物撤去費用分を差し引いた1,850万円で売り出すことを提案。
• 販売図面には「現況渡し」「残置物あり」「解体前提の方におすすめ」と明記し、ターゲット層に響く内容に。
結果
• 「現況渡し」として販売したところ、建て替えを検討していた地元の建設会社から問い合わせがあり、約1ヶ月で売買契約が成立。
• 最終的な売却価格は1,850万円で、「残置物撤去費用は買主負担」という条件で合意。
• お客様は残置物撤去費用200万円以上の負担をゼロにでき、さらに売却代金1,850万円を受け取ることができた。
• 当初は「200万円の持ち出しが必要」と思っていたところ、逆に1,850万円の収入を得ることができ、想定外の結果にお客様は大変驚かれた。
• お客様からは「諦めていたのに、こんな方法があるとは思わなかった。父の施設費用に充てることができて本当に助かった」とのお言葉をいただいた。
• 買主様にとっても、残置物込みで一括解体できることで手間が省け、相場より安く土地を取得できたため、双方にメリットのある取引となった。
現況渡しとは
現況渡しとは、不動産の売買において、物件を「そのままの状態」で引き渡す売買方法のことです。通常の不動産売買では、売主が室内を空にして引き渡すのが一般的ですが、現況渡しの場合は、残置物や不用品がそのまま残った状態で引き渡します。
現況渡しのメリットは、売主が片付けや撤去の費用・手間を負担する必要がないことです。特に、遠方に住んでいて物件の片付けが困難な場合や、残置物の量が多く撤去費用が高額な場合に有効な選択肢となります。
一方、現況渡しで売却する場合、買主側が残置物の処理を行う必要があるため、通常の相場よりも売却価格が下がる傾向にあります。しかし、高額な撤去費用を負担するよりも、価格を下げて現況渡しで売却する方が、最終的な手取り額が多くなるケースも少なくありません。
現況渡しは、特に解体・建て替えを前提とする買主(不動産業者や建設会社など)にとっては、建物と残置物を一括で処理できるため、効率的な選択肢となります。
まとめ
• ゴミ屋敷状態の物件でも、「現況渡し」という売却方法を選択すれば、売却は可能。諦める必要はない。
• 残置物の撤去費用が高額な場合、撤去してから売却するよりも、現況渡しで売却する方が最終的な手取り額が多くなるケースがある。
• ターゲットを「解体・建て替え前提の買主」に絞ることで、残置物付きでも需要が見込める。
• 売却価格を相場より下げることで、買主側が残置物処理費用を負担しても採算が合うよう調整することが重要。
• 不動産会社の知識と経験により、一見売却困難に見える物件でも、適切な戦略で売却できる可能性がある。
• 早期に専門家に相談することで、余計な費用負担を避け、最良の選択肢を見つけることができる。
「実家がゴミ屋敷状態で売却できない」「片付け費用が高額で困っている」といったお悩みはありませんか?不動産プラザトライは、どんな状態の物件でも、お客様の負担を最小限にする売却方法をご提案いたします。現況渡しや特殊な条件での売却も可能です。まずはお気軽にご相談ください。



